本日9月12日(月)浜北ロータリークラブはオープン例会でした。
講演者はぺんぎん村 水泳教室を運営するプロインストラクターの伊藤裕子さん。
今回は、どうして障害のある子ども向けに水泳教室を始めたのか、
動画をまじえて45分間卓話をしていただきました。
きっかけは、
とある日に聞いた6歳の車椅子に乗った男の子(タカちゃん)からの一言だったそう。
「お兄ちゃんは泳いでいいのに、なぜ僕はだめなの」
彼は泳ぎたいのに周りに止められ、泳ぐ機会を得られない状態でした。
「彼を泳がせてあげたい、子供たちの希望や輝きを失わせたくない。」
そう思い伊藤さんは、勤めていた会社を退職し独立。
障害をもつ子供たちにも対応した水泳教室をはじめました。
そうして水泳教室に通いはじめタカちゃん。
今ではなんと、パラリンピック金メダリスト鈴木孝幸として、世界で大活躍しているアスリートになっています!
そんなドラマになりそうなお話を聞き、私は感動を覚えました。
障害はあるけど、泳ぎたい!と望む子供たちに水泳をさせてあげることがいかに難しいことか!
「私は水泳のインストラクターでやっていることは普通の水泳教室と変わらない」
伊藤さんはそう言っていましたが、様々なリスク・事業としての収益性など考えれば
彼女がやっていることがいかに難しく、素晴らしいことかは経営者でなくてもわかると思います。
上記の言葉は卓話の中で特に印象に残ったと同時に、
タカちゃんもきっと彼女の想いに賛同し、こたえようと頑張っているのではとも思いました。
もちろんお話全体がとても有意義なものでした。
みなさんも機会があれば伊藤裕子さんのお話をぜひ聞いてみてください。
先生の更なるご活躍を期待しております。
本日は14名の見学者を迎え活気のあるオープン例会で大変盛り上がりました。
見学者の皆様。
是非とも私達の仲間としてロータリーに入会していただけたら嬉しいです。